中土手町にある明治時代から残っている「一戸時計店」。
2018年店主がご逝去され、「家業を継ぐ方がおらず空き店舗になり、このままでは建物が朽ちてしまう!」
この状況を解決する為、商店街組合として建物取得、改修、維持管理することになりました。
今に残る歴代の時計店の写真です。
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[一戸紀雄さん提供]
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こみせのある
一戸時計店
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営業当時の
一戸時計店
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現在の時計台
街のシンボルとして、昔から絵や版画の題材としても多く描かれています。
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建物の中をご案内します。
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「廊下」。一歩家屋に足を踏み入れますと一瞬で古き時代へと迷い込むような佇まいです。
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「蔵の入口」。店舗は蔵を使用していますので、蔵の扉の重厚なイメージと明り取りの天窓から差し込む光が幻想的な空間を作り出しています。
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「階段」。古民家によくある急な階段を上がり下階を見下ろせば、旅館風な突き出し越しの今が見えます。
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「壁掛け」。一戸さんはキリスト教に出会われ、所々に十字架を思わせる作りがあります。
その一見すると日本の明治大正期の家屋の中に点在する西洋の香りも、ぜひとも残したい理由の一つです。
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「井戸跡と座敷」。土間からの座敷、囲炉裏そして当時あった井戸の面影。
このような文化遺産が、弘前市のメインストリートである土手町に残っております。
店前では、弘前ねぷた祭り・よさこい祭り等が行われます。
改修後は組合事務所を移転させることによりランニングコストを抑え、建物の維持保全していきます。
店舗裏手の明治大正期の空間は、様々なイベントの開催や街歩きの目玉になると思います。
弘前ねぷた祭り開催時、店前は観覧の特等席となります。
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<一戸時計店 過去に使用された例>
・さんまの恋のから騒ぎドラマ 店内ロケ
・りんご娘 MV
・弘前アートポリネーション 会場
・ライスボール MV