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中土手町環境整備事業完成記念祝賀会

■去る平成22年9月21日(火)午後6時30分より、弘前パークホテルにて、中土手環整備事業の完成を記念し、祝賀会が開催されました。


理事長よりご挨拶

本日は連休明けのお忙しい中、当中土手町環境整備事業完成記念祝賀会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。

振り返りますと、中土手町は歴史的に弘前市の中心商店街として繁栄して参り、昭和40年12月には県内でも一、二番目のアーケードの完成を果たし、弘前市における中心市街地としての地位をゆるぎないものとし発展して参りました。

しかし、その後、大型店・量販店の地方への進出、生活環境の変化、そしてそれらに対応すべく個店が苦慮されてきました。

そして、平成19年、アーケードの老朽化に伴い建築法上から存続が不可能になり撤去することになりました。

これに伴い、新しい街づくりを如何にすべきか、組合員による街づくり委員会を立ち上げ、延べ60余回に渉り会議を開催し進めて参りました。この中で話し合われた事業を計画し、実施するにあたり、国・県・市より多大なるご指導、ご援助を賜りました。

県よりは、現葛西市長が県土木整備部長の要職にあった時、街づくり計画についてご指導、ご支援をいただき、立派な歩道融雪及び電線の地中化など実現できました。

又、中南地域県民局には、当組合の要望に対し、誠実な対応をしていただき誠にありがとうございました。

又、市役所においては、国の補助金関係において親身になって掛け合っていただきました。更に、当組合の街づくり委員会の会合にも積極的にご参加いただきスムーズに進めることができ、深く感謝申し上げます。

更に、当組合員の皆さんにも「街づくり」会議には、積極的なご協力とご理解をいただき、今日を迎えることができたことに対し、厚く感謝申し上げます。

又、事業を進めるにあたり、設計を担当されたTCA千葉様には、事業実施の出発点であります、基本計画づくりの段階から参加していただき、設計は勿論のこと、「街づくり」会議においてもご出席いただき、親身にかかわってもらいました。

又、工事を担当された株式会社西村組様・東北電業株式会社様におかれましては、卓越した技術をいかんなく発揮され、誠意をもって工事に取り組み、組合員との関係も事業に支障をきたすことなく友好的に進めることができました。本当にありがとうございました。

事業の中で、アーケードの撤去の後に、統一庇を設置し、その上に個々のお店の特徴が一目でわかる木製看板を、そのお店から考え出していただいたのが、大変、おもしろいと評判になっております。

又、歩道整備の上のタイルに一般より公募し幼児の足型をタイルに刻し、お名前と共に張り付けました。これも、歩行者の興味を引き、今後の中土手町散策の楽しみになりそうです。

これらを踏まえ、今後のソフト事業も含めてどの方向で町を活性化させてゆくのかが、今後の課題であります。

又、隣接する上土手町・下土手町との連携を強化し、弘前市の中心商店街としての責務を担っていくことも重要と考えております。

中土手町環境整備事業完成にあたり、改めてご出席の皆様に感謝しお礼を申し上げると共に、今後も、従来にも増した、ご指導・ご協力をお願い申し上げます。

本日は、どうもありがとうございました。

 弘前中土手町商店街振興組合

理事長 小 林 貞 三





新しく生まれ変わった中土手町をどうぞよろしくお願いします。